エクセル 数値を文字列に変換する

はじめに

エクセルの数値を文字列に変換する方法を紹介します。

=TEXT(A1,"#,##0") のようにして、1,000 のようにカンマ区切りの文字列に変換できます。

=TEXT(A1,"0%")&A2 のようにして、パーセントの数字と文字列を結合できます。

=TEXT(A1,"0円") のようにして、100円 のように数値に文字を表示できます。

数値の先頭を 0 埋めできます。

数値を文字列として入力する

セルに 1,000 などの値を入力すると数値になります。

数値を文字列として入力するには数式の先頭に ' を付けます。' は Shift + 7 キーで入力できます。

' を付けたときは文字列として左寄せになります。それ以外は数値として右寄せになります。

数式も同じように文字列として入力できます。

数値を文字列に変換する

「TEXT 関数」を使用して、数値を表示形式を設定した文字列に変換できます。第 2 引数に表示形式を "" で囲って入力します。

セルに設定されている表示形式を取得するには、セルの書式設定のユーザー定義をコピーします。日本語が含まれているときは "" で囲まれているのでそれを削除します。

数値と文字列を結合する

数値と結合するときは、セルの書式設定の表示形式が適用される前の値と結合します。

パーセントの数字 12% の実際の値は 0.12 です。

表示されている数値のまま結合するには「TEXT 関数」を使用して文字列に変換します。

数値に文字列を表示するだけならセルの書式設定でも表示できます。

先頭を 0 埋めする

数値を 0 埋めするには、表示形式に 0 をその桁数だけ入力します。5 桁で 0 埋めするには 00000 を入力します。

「TEXT 関数」を使用して、文字列として 0 埋めできます。

セルの書式設定から入力すると、0 埋めした数値になります。