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プログラミング的な考え方や思考とは
はじめに
プログラミング的な考え方や思考とは何かを紹介します。
やりたいことを実現するためにどうすればいいのかを分析し、その結果を組み合わせて、それをさらに応用すること。
これを覚える必要はありません。普段の生活の中で当たり前のようにやっていることに名前が付いているだけです。
プログラミング的な考え方
プログラムは与えられた命令を実行します。その命令はとても単純なものです。
例えば、キャラクターを歩かせたいときにキャラクターに対して「歩く」という命令は行えません。プログラムにとって「歩く」は高度なため何なのかがわかりません。
プログラムが実行できる命令は、次のような単純なものと考えてください。
- 手を移動する。
- 足を移動する。
- 体を移動する。
移動するといっても歩くように移動するのではありません。手やひじ、足首やひざなどの部分が指定の位置にまっすぐ移動する機械的なものです。操り人形みたいな動きです。
そこで、これらの命令をどのように組み合わせれば「歩く」になるのかを考えます。そのために「歩く」とは、どういう動作なのかを分析します。
- 腕を振っている。
- 足を上げている。
- 体を動かしている。
「腕を振っている」これは、「手を移動する」命令を組み合わせて、手とひじを連動して動かすとできそうです。足や体も同じようにしてできそうです。最後にこれらの動作をすべて組み合わせて「歩く」という命令ができます。
このように 1 つひとつの単純な命令を組み合わせて 1 つの動作ができます。
また、「歩く」という動作を応用すれば「走る」や「ジャンプ」という動作もできるかもしれません。
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まとめ
- まずは何をしたいのかを決めます。
- 次に、それはどのようにしてできているのかを「分析」します。
- 分析した結果になるように、1 つひとつの命令を「組み合わせ」ます。
- やりたいことができたら、それを似た動作や新しい動作に「応用」します。
これらは絵をかいたり、人形を作ったり、料理をしたりなど普段何気なくやっていることです。それをプログラミングでも同じようにやるだけです。
そのためプログラミング的な考え方や思考とはどういったものなのかを覚える必要は何もありません。