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エクセル 条件付き書式に複数の条件を指定する

はじめに

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エクセルの条件付き書式を複数条件にする方法を紹介します。

ホーム > 条件付き書式 から、条件付き書式を作成し、これを繰り返して複数にできます。

ホーム > 条件付き書式 > ルールの管理 > 新規ルール から、条件付き書式を複数追加できます。

ホーム > 条件付き書式 > ルールの管理 > 新規ルール > 数式を使用して、書式設定するセルを決定 から、「AND 関数」または「OR 関数」を使用して条件だけを複数にできます。

複数の条件付き書式に一致するときの優先順位を設定したり、最初に一致した条件の書式だけを設定できます。

条件付き書式の作成については「条件付き書式の使い方」をご覧ください。

条件付き書式の設定方法

条件付き書式の設定には主に次の方法があります。このページでは「複数の条件付き書式を設定する」を紹介します。

行に条件付き書式を設定するには「行や列に条件付き書式を設定する」をご覧ください。

複数の条件付き書式を設定する

新規に複数の条件付き書式を設定

条件付き書式を設定する操作を繰り返して複数にできます。

自身のセルに複数の条件付き書式を設定できます。ここではセルの値が エクセル または ワード のときに書式設定する例を紹介します。

条件付き書式を設定する [セル] を範囲選択します。

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[ホーム] タブをクリックし、スタイルグループにある [条件付き書式] から [条件] を選択します。ここでは [文字列] をクリックします。

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[エクセル] を入力し、[書式] を選択して [OK] をクリックします。

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この操作を繰り返し ワード の条件も追加して、複数の条件付き書式が設定されます。

または [ホーム] タブをクリックし、スタイルグループにある [条件付き書式] から [ルールの管理] をクリックします。

home-rule-manage

[新規ルール] をクリックします。

home-rule-new

[条件] を選択して [書式] を入力したら [OK] をクリックします。

セルの値がエクセルを条件にするには [指定の値を含むセルだけを書式設定] をクリックし、[セルの値]、[次の値に等しい] に エクセル を入力します。

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セルの値にエクセルを含むのを条件にするには [指定の値を含むセルだけを書式設定] をクリックし、[セルの値]、[次の値を含む] に エクセル を入力します。

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条件が追加されます。

再度 [新規ルール] をクリックして、ワード の条件も追加します。これを必要なだけ繰り返します。

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バージョン 365 なら [重複ルール] をクリックして、条件付き書式をコピーできるのでそれを編集すると、同じ書式を簡単に設定できます。

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すべて追加したら [OK] をクリックします。

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これで複数の条件付き書式が設定されます。

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後から追加して複数の条件付き書式に設定

既に条件付き書式が設定してあるセルに追加して複数にできます。この方法では適用先に注意が必要です。それ以外は上記と同じです。

条件付き書式が設定されている [セル] の一部や全体を範囲選択します。

セルの範囲「B3」~「B7」に条件付き書式が設定されています。

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ホーム > 条件付き書式 > ルールの管理 から、[新規ルール] をクリックして条件を追加します。

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追加した条件と既存の条件の適用先が違うのは間違った状態です。

追加した条件の適用先には最初に範囲選択したセルの範囲が設定されます。
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そういうときは既存の [適用先] をコピーして、追加した条件の [適用先] に貼り付けてから [OK] をクリックします。

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これで複数の条件付き書式が設定されます。

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条件付き書式はセル単位で設定されません。適用先の単位で設定されます。既存の条件付き書式に後から追加するときは、必ず適用先を同じにする必要があります。

条件付き書式の優先順位

複数の条件付き書式を設定しているときは、上から順番に条件に一致しているか判定します。一致していたらその書式を設定します。複数の条件に一致するときは上の条件で変更している書式が優先されます。

上と下の条件で背景色を変更しているので上の背景色が優先されます。上の条件で太字に変更していないので、下の条件で太字に設定されます。

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上と下の条件で背景色を変更しているので上の背景色が優先されます。上の条件で太字にしているのでそれが設定されます。

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条件付き書式の順序を変更するには [条件] をクリックして [▲] と [▼] から順番を変更できます。

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変更している書式とは

スタイルのように入力欄が空になっている書式は変更されていない書式です。色のように設定されているように見えても一度も選択していないときは変更されていない書式です。改めて [自動] を選択すると変更している書式になります。

変更している書式を削除するには [クリア] をクリックします。

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複数の条件付き書式を設定しているときに 1 つの条件付き書式の書式だけを設定するには、他の条件付き書式で変更しているすべての書式を設定する必要があります。

上で文字色を変更し、下で背景色を変更しているときは、両方で文字色と背景色を変更します。

条件を満たす場合は停止

最初に一致した条件の書式を設定して、それより下の条件を無視できます。

それより下の条件を無視したい条件の [条件を満たす場合は停止] をチェックします。

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チェックした条件に一致したときに、それより下の条件は無視されます。

チェックあり (左) は下の条件の太字が設定されません。チェックなし (右) は下の条件の太字が設定されます。

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複数条件にして書式設定する

条件付き書式の条件だけを複数にできます。

ホーム > 条件付き書式 > ルールの管理 から、[新規ルール] をクリックします。

home-rule-new

[数式を使用して、書式設定するセルを決定] をクリックし「AND 関数」または「OR 関数」を使用して数式を入力します。

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数式の結果が TRUE になるときに、書式が設定されます。

数式の入力については「別のセルを条件に条件付き書式を設定する」をご覧ください。

AND 条件

すべての条件を満たしているときに書式を設定できます。

値が 20 以上かつ 40 以下のときに書式を設定します。

=AND($D3>=20,$D3<=40)
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OR 条件

複数の条件を一つでも満たしているときに書式を設定できます。

名前が エクセル または ワード のときに書式を設定します。

=OR($B3="エクセル",$B3="ワード")
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