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エクセル 条件付き書式の使い方
はじめに
エクセルの条件付き書式の使い方を紹介します。
セルの値が 10 より大きいなどの条件を満たしたときに書式設定できます。
ホーム > 条件付き書式 から、条件付き書式を作成できます。
ホーム > 条件付き書式 > ルールの管理 から、条件付き書式の追加や編集、削除ができます。
条件付き書式の設定方法
条件付き書式の設定には主に次の方法があります。このページでは「条件付き書式を設定する」を紹介します。
- 条件付き書式を設定する:同じセルに条件と書式設定をします。
- 複数の条件付き書式を設定する:同じセルに複数条件と書式設定をします。
- 別のセルを条件にして書式を設定する:数式から別のセルを条件にして書式設定をします。
条件付き書式を設定する
自身のセルの値を条件にして書式設定できます。ここでは 30 より大きい値に書式設定する例を紹介します。
条件付き書式を設定する [セル] を範囲選択します。
[ホーム] タブをクリックし、スタイルグループにある [条件付き書式] から [条件] を選択します。[指定の値より大きい] をクリックします。
[30] を入力し、[書式] を選択して [OK] をクリックします。
これで条件付き書式が設定されます。
ルールの管理から設定
より詳細に条件や書式を設定できます。
条件付き書式を設定する [セル] を範囲選択します。
[ホーム] タブをクリックし、スタイルグループにある [条件付き書式] から [ルールの管理] をクリックします。
[新規ルール] をクリックします。
または [ホーム] タブをクリックし、スタイルグループにある [条件付き書式] から [その他のルール] をクリックします。
そのルールを新規作成する画面を表示できます。
[条件] を選択し、[書式] を入力して [OK] をクリックします。
[OK] をクリックします。
これで条件付き書式が設定されます。
条件付き書式の一覧を表示する
選択しているセルに設定された条件付き書式の一覧を表示できます。
条件付き書式が設定されている [セル] の一部や全体を範囲選択します。
[ホーム] タブをクリックし、スタイルグループにある [条件付き書式] から [ルールの管理] をクリックします。
選択したセルに設定されている条件付き書式の一覧が表示されます。
[表示書式のルール] からこのシート全体や別のシートに設定されている条件付き書式を表示できます。
条件付き書式を編集する
設定した条件付き書式の条件や書式を編集できます。
条件付き書式が設定されている [セル] の一部や全体を範囲選択します。
[ホーム] タブをクリックし、スタイルグループにある [条件付き書式] から [ルールの管理] をクリックします。
選択したセルに設定されている条件付き書式の一覧が表示されます。
編集したい [条件] をダブルクリックするか、選択して [ルールの編集] をクリックします。
[条件] や [書式] を編集したら [OK] をクリックします。
[OK] をクリックします。
これで条件付き書式が変更されます。
適用先の注意点
条件付き書式はセル単位で変更されません。適用先の単位で変更されます。
上記の例では適用先が D3:D7 になっているので、そのセルの範囲全体で変更されます。
適用先を変更するには [適用先] をクリックし、新しい範囲を選択して [OK] をクリックします。
適用先が変更されます。
離れた範囲を適用先に設定するには [適用先] の末尾に , (カンマ) を入力してから、追加の範囲を選択します。
または Ctrl キーを押しながら、追加の範囲を範囲選択します。
別々に条件付き書式を設定したときは、適用先が分かれることになるので、条件付き書式も 2 つ設定する必要があります。
条件付き書式を削除する
設定した条件付き書式を削除できます。
ホーム > 条件付き書式 > ルールの管理 から、削除したい [条件] を選択し、[ルールの削除] をクリックして [OK] をクリックします。
これで条件付き書式を削除できます。