エクセル 時間計算する方法

はじめに

エクセルの時間計算する方法を紹介します。

終了時刻 - 開始時刻 のようにして、終了時刻から開始時刻を引き算して経過時間を計算できます。

開始時刻 + 経過時間 のようにして、開始時刻に経過時間を足し算して終了時刻を計算できます。

時間を時単位や分単位に変換して計算したり、24 時間を超える時間も計算できます。

経過時間を計算する

時間を引き算して開始から終了までの経過時間を計算できます。

経過時間

終了時刻 - 開始時刻 のように時間を引き算して経過時間を計算します。

休憩時間

経過時間から休憩時間を引くには 経過時間 - 休憩時間 のように、経過時間から休憩時間を引き算します。

休憩時間が 1 時間のように固定なら「TIME 関数」を使用して時間を入力します。

24 時間以上

終了時刻や経過時間が 24 時間を超えるときは、セルの書式設定の表示形式に [h]:mm を設定します。

セルの書式設定のユーザー定義から表示形式を入力します。

時単位に変換

1:30 を 1.5 のように時単位に変換するには、時間に 24 を掛けます。

結果が時間になるときはセルの書式設定から標準を選択します。

分単位に変換

1:30 を 90 のように分単位に変換するには、時間に 24*60 (1440) を掛けます。

秒単位に変換

0:01:10 を 70 のように秒単位に変換するには、時間に 24*60*60 (86400) を掛けます。

終了時間を計算する

時間を足し算して開始から経過時間後の終了時間を計算できます。

終了時間

開始時刻 + 経過時間 のように時間を足し算して終了時間を計算します。

24 時間以上

終了時間が 24 時間を超えるときは、セルの書式設定の表示形式に [h]:mm を設定します。これをしないと 25:00 が 1:00 のように表示されます。

セルの書式設定のユーザー定義から表示形式を入力します。

時単位で計算

経過時間を時単位で入力しているときは、経過時間を 24 で割ります。

結果が時間になるときはセルの書式設定から標準を選択します。

分単位で計算

経過時間を分単位で入力しているときは、経過時間を 24/60 で割ります。

秒単位で計算

経過時間を秒単位で入力しているときは、経過時間を 24/60/60 で割ります。

合計時間を計算する

1 ヵ月分の勤務時間のように、経過時間の合計を求めるには「SUM 関数」を使用してすべての経過時間を合計します。24 時間を超えるので表示形式には [h]:mm を設定しています。

合計時間の給与を求めるには、合計時間に 24 を掛けて時単位にしてから時給を掛けます。