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エクセル ISLOGICAL 関数:セルの値が TRUE か FALSE か判定する

はじめに

エクセルの ISLOGICAL 関数の使い方を紹介します。

ISLOGICAL 関数はセルの値や数式が TRUE や FALSE か判定します。論理値なら TRUE を返します。

=ISLOGICAL(A1) のようにして、セルが TRUE か FALSE なら TRUE になります。

=IF(ISLOGICAL(A1),"論理値",A1) のようにして、TRUE や FALSE のときに 論理値 を表示できます。

数値か判定するには「ISNUMBER 関数」を使用します。
文字列か判定するには「ISTEXT 関数」を使用します。

ISLOGICAL 関数の引数

ISLOGICAL()
が論理値のときに TRUE を返します。それ以外のときは FALSE を返します。

引数「値」数値、文字列、セル参照、関数などを指定できます。スピル化

スピル化:セルの範囲や配列を指定すると結果が「スピル」します。

使い方

ISLOGICAL 関数の使い方を紹介します。

TRUE か FALSE か判定する

セル「B3」が TRUE か FALSE か判定します。

=ISLOGICAL(B3)
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TRUE や FALSE 以外か判定する

セル「B3」が TRUE や FALSE 以外か判定します。「NOT 関数」を使用して結果を反転できます。

=NOT(ISLOGICAL(B3))
=ISLOGICAL(B4)
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値が TRUE や FALSE か判定する

引数「値」に TRUE や文字列を直接入力して判定します。TRUE や FALSE 以外はすべて FALSE になります。

=ISLOGICAL(TRUE)
=ISLOGICAL(FALSE)
=ISLOGICAL(1)
=ISLOGICAL("TRUE")
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高度な使い方

ISLOGICAL 関数と他の関数を組み合わせた使い方などを紹介します。

IF 関数で TRUE か FALSE を条件にする

IF 関数」の条件に ISLOGICAL 関数を入力して、TRUE か FALSE のときに 論理値 を表示します。それ以外のときはその数式の結果を表示します。

=IF(ISLOGICAL(B3),"論理値",B3)

LET 関数」を使用できるバージョンなら次のように入力できます。

=LET(数式,B4,
IF(ISLOGICAL(数式),"論理値",数式))

日付の結果が数値になっているのは、日付の実際の値は数値なのでその値に変換します。セルの書式設定から日付形式で表示できます。

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解説

引数「値」が TRUE か FALSE なら TRUE を返します。

引数「値」がそれ以外の値なら FALSE を返します。

1"TRUE" など、TRUE や FALSE に変換できる値でも FALSE になります。

isvalue
文字列かどうかや空白など、特定の値を条件にする方法は「COUNTIF 関数」にまとめています。