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エクセル ISTEXT 関数:セルの値が文字列か判定する

はじめに

エクセルの ISTEXT 関数の使い方を紹介します。

ISTEXT 関数はセルの値や数式が文字列か判定します。文字列なら TRUE を返します。

=ISTEXT(A1) のようにして、セルが文字列なら TRUE になります。

=IF(ISTEXT(A1),"文字",A1) のようにして、文字列のときに 文字 を表示できます。

LEFT 関数」など関数の結果が文字列か判定できます。

数値か判定するには「ISNUMBER 関数」を使用します。

ISTEXT 関数の引数

ISTEXT()
が文字列のときに TRUE を返します。それ以外のときは FALSE を返します。

引数「値」数値、文字列、セル参照、関数などを指定できます。スピル化

スピル化:セルの範囲や配列を指定すると結果が「スピル」します。

使い方

ISTEXT 関数の使い方を紹介します。

文字列か判定する

セル「B3」が文字列か判定します。先頭に ' を付けた値はすべて文字列になります。

=ISTEXT(B3)
=ISNONTEXT(B4)

ISNONTEXT 関数」で文字列以外か判定できます。

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値が文字列か判定する

引数「値」に文字列や数値を直接入力して判定します。"" で囲んでいる値はすべて TRUE になります。

=ISTEXT("文字")
=ISTEXT("")
=ISTEXT("1")
=ISTEXT(10)
=ISTEXT(TRUE)
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関数の結果が文字列か判定する

LEFT 関数」などの文字列を取得する関数の結果が文字列か判定します。文字列の数字は数値ではないので、すべて文字列として TRUE になります。数字を数値に変換するには「VALUE 関数」を使用します。

=LEFT(B2,3)
=VALUE(LEFT(B6,3))
=ISTEXT(C3)
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高度な使い方

ISTEXT 関数と他の関数を組み合わせた使い方などを紹介します。

IF 関数で文字列を条件にする

IF 関数」の条件に ISTEXT 関数を入力して、文字列のときに 文字 を表示します。それ以外のときはその数式の結果を表示します。

=IF(ISTEXT(B3),"文字",B3)

LET 関数」を使用できるバージョンなら次のように入力できます。

=LET(数式,B4,
IF(ISTEXT(数式),"文字",数式))

日付の結果が数値になっているのは、日付の実際の値は数値なのでその値に変換します。セルの書式設定から日付形式で表示できます。

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解説

引数「値」が文字列なら TRUE を返します。

引数「値」がそれ以外の値なら FALSE を返します。

'10 のような先頭に ' を付けた値や「LEFT 関数」など文字列を取得する関数の結果は文字列なので TRUE を返します。

isvalue
文字列かどうかや空白など、特定の値を条件にする方法は「COUNTIF 関数」にまとめています。