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エクセル カレンダーの作り方 (週表示)
はじめに
エクセルの週表示のカレンダーの作り方を紹介します。
日曜日から土曜日までの週単位で表示できます。
月末までの日付を自動で入力できます。曜日や祝日などに色を付けられます。
完成図は次のようになります。
次のような 1 列に表示するには「カレンダーの作り方」をご覧ください。
- Office のサイトからテンプレートをダウンロードできます。「Office テンプレートとテーマ」
日付を自動で入力する
年月を入力する欄を作成します。年と月は別々に入力しても 1 つのセルに入力してもできます。ここに入力した月のカレンダーを作成します。
「年月」の表示形式は yyyy"年"m"月" を設定しています。入力するときの日は何日でもいいです。
「今日」の日付は =TODAY() で取得しています。なくても問題ありません。表示形式は m"月"d"日" を設定しています。
その月の 1 日の日付を求めます。「DATE 関数」を使用して、入力された年月の 1 日を入力します。
=DATE(YEAR($D$3),MONTH($D$3),1)
1 週目の日曜日の [セル] に =$F$3+(1-WEEKDAY($F$3)) を入力します。 $F$3 は 1 日のセルです。
月曜日の [セル] に次の日 =B6+1 を入力して、土曜日のセルまでコピーします。
2 週目の日曜日の [セル] に次の週の日 =B6+7 を入力して、最後の土曜日のセルまでコピーします。
日付の表示を日のみにするには、[セルの書式設定] で [ユーザー定義] の種類に d を入力して [OK] をクリックします。
日のみの表示になります。日付を左揃えにするとカレンダーらしくなります。
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日付に色を付ける
日付の [セル] を範囲選択します。
[ホーム] タブをクリックし、スタイルグループにある [条件付き書式] から [ルールの管理] をクリックします。
[新規ルール] をクリックします。
まずは日曜日の色を設定します。
[数式を使用して、書式設定するセルを決定] をクリックし、[数式] に =WEEKDAY(B6)=1 を入力します。 B6 は範囲選択した左上のセルです。[書式] を選択して [OK] をクリックします。
書式は [フォント] タブをクリックし、色から曜日に設定したい [色] を選択して [OK] をクリックします。
日曜日の色を設定しました。続けて土曜日など色を設定するたびに [新しいルール] をクリックします。
- 土曜日の色：数式に =WEEKDAY(B6)=7 を入力します。
- 祝日の色：数式に =VLOOKUP(B6,祝日!$B$3:$C$21,2,FALSE)<>"" を入力します。下記に詳しい説明をしています。
- 先月や来月の日：数式に =MONTH(B6)<>$C$3 または =MONTH(B6)<>MONTH($D$3) を入力します。 $C$3 は「月」のセルで、$D$3 は「年月」のセルです。表示しないようにするには表示形式に ;;; を入力します。
- 今日の色： =B6=$E$3 または =B6=TODAY() を入力します。 $E$3 は「今日」のセルです。
すべて入力したら [OK] をクリックします。
日付に色が付きます。日付を太字にしたり曜日の文字にも色を付けるとカレンダーらしくなります。
祝日の色について
祝日が入力されているシートを用意します。シート名を「祝日」にしています。
日付と祝祭日名を入力します。 祝日 一覧 などのキーワードで Web 検索すると見つけられます。
「VLOOKUP 関数」を使用して祝日を取得し、その日が祝日か判定します。
「VLOOKUP 関数」に指定する引数について簡単に説明します。
1 つ目には検索する日付を指定します。範囲選択した左上のセル B6 を指定します。
2 つ目には祝祭日の日付と名前の範囲を指定します。シート「祝日」にある範囲
祝日!$B$2:$C$21 を指定します。範囲内にすべてのデータが入っていれば、大きめの範囲にしても問題ありません。
3 つ目には取得する列を指定します。祝祭日名の列は範囲内の 2 列目にあるので 2 を指定します。名前は使用していないので 1 を指定しても動作します。
4 つ目には FALSE を指定します。
最後に祝日を取得できたか <>"" で判定しています。
カレンダーらしくする
先月や来月のカレンダーを縮小して表示する方法を紹介します。
先月や来月のカレンダーのセル幅を狭くしてからコピーします。
当月の貼り付けたい [セル] を右クリックし、形式を選択して貼り付けから [リンクされた図] をクリックします。
先月や来月のカレンダーを縮小して表示できます。貼り付けたカレンダーのサイズはドラッグして調整できます。
日付の間に行を挿入して、予定などを書き込む欄を作成できます。
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