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エクセル 1 日のスケジュールを円グラフにする
はじめに
エクセルで 1 日のタイムスケジュールを円グラフで作成する方法を紹介します。
予定、開始時間、経過時間からスケジュールを円グラフにできます。
グラフの内側には予定の内訳や経過時間などを表示できます。
外側には開始時間を表示したり 1 時間おきに 24 時間を表示できます。
完成図は次のようになります。
開始時間表示  |
24 時間表示  |
スケジュールを入力する
内側の予定を入力
1 日の予定を入力する欄を作成します。「予定」と「開始時間」と「経過時間」の列を作成します。
「予定」列に内訳の [名前] を入力します。
1 つ目の開始時間と経過時間を入力します。時間は 30 分単位か 1 時間単位がいいと思います。
2 つ目の開始時間に =C3+D3 を入力します。これを最後の予定の次の行までコピーします。
すべての [経過時間] を入力すると、開始時間が自動で入力されます。1 つ目と最後の次の開始時間が同じになっていると、ちょうど 24 時間分になります。
外側の時間を入力
円グラフの外側に表示する時間を入力する欄を作成します。「ラベル」と「作業」と「単位」の列を作成します。
「単位」列に 0 時から 23 時まで 30 分おきや 1 時間おきに入力します。
2 つだけ時間を入力したら、それを範囲して右下の [■] をドラッグすると簡単に入力できます。
「作業」列にすべて 1 を入力します。
- 開始時間表示のときは「ラベル」列に予定の開始時間を「単位」列と同じ時間の行に入力します。
- 24 時間表示のときは「ラベル」列に 0 ～ 23 を入力します。
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円グラフを作成する
外側の時間のグラフを作成
「作業」列をすべて範囲選択します。
[挿入] タブをクリックし、グラフグループにある [円またはドーナツ グラフの挿入] をクリックして [円グラフ] を選択します。
グラフを選択した状態で [+] をクリックし、[グラフタイトル] と [凡例] のチェックを外して [データラベル] をチェックします。
[データラベル] をどれでもいいので右クリックして [データラベルの書式設定] をクリックします。
[セルの値] をチェックします。
「ラベル」列をすべて範囲選択するとデータラベルの範囲の選択に自動で入力されるので [OK] をクリックします。
他のチェックをすべて外して、ラベルの位置から [外部] を選択します。
ここまでで、このようなグラフになります。次に予定を表示します。
内側の予定のグラフを作成
グラフを選択した状態で [デザイン] タブをクリックし、データグループにある [データの選択] をクリックします。
凡例項目の [追加] をクリックします。
系列値を削除してから「経過時間」列をすべて範囲選択すると自動で入力されるので [OK] をクリックします。
系列2 が追加されたので [OK] をクリックします。
グラフを選択した状態で [デザイン] タブをクリックし、種類グループにある [グラフの種類の変更] をクリックします。
[すべてのグラフ] タブをクリックし [組み合わせ] からグラフの種類に [円] を選択します。系列2 の [第 2 軸] をチェックして [OK] をクリックします。
表示された系列2 の [データラベル] をクリックします。
[セルの値] をチェックします。
「予定」列をすべて範囲選択するとデータラベルの範囲の選択に自動で入力されるので [OK] をクリックします。
表示したい [項目] をチェックして [区切り文字] を選択します。ラベルの位置から [内部外側] を選択します。
ここまでで、このようなグラフになります。最後に見た目を調整します。
色や時間の調整
オプションの [▼] をクリックして [系列1] を選択します。
[グラフの基線位置] を変更するとグラフを回転できます。0 時が真上になるように調整します。
オプションの [▼] をクリックして [系列2] を選択します。
同じように [グラフの基線位置] を変更して系列1 と 2 の時間の位置が合うように調整します。
[塗りつぶしと線] から枠線の [線なし] をチェックするとグラフの白い線が消えます。
データラベルを選択した状態で [ホーム] タブをクリックし、フォントグループから文字色や背景色などを変更できます。
これで完成です。
開始時間表示 |
24 時間表示 |
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