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エクセル DATEVALUE 関数:文字列を日付に変換する
はじめに
エクセルの DATEVALUE 関数の使い方を紹介します。
DATEVALUE 関数は日付形式の文字列を日付を表す数値に変換します。日付の実際の値は数値です。それをセルの書式設定から日付形式に表示できます。
=DATEVALUE("2000/1/1") のようにして、 2000/1/1 の実際の値 36526 に変換できます。
=DATEVALUE("2000/1/1 2:00") のようにして、時刻を除いた 2000/1/1 の実際の値 36526 に変換できます。
関数の引数などに入力された日付形式の文字列は、自動で日付に変換されるので通常は使用しません。
DATEVALUE 関数の引数
DATEVALUE(文字列)
文字列を日付に変換します。
引数「文字列」 | 文字列を指定します。 | スピル化 |
スピル化:セルの範囲や配列を指定すると結果が「スピル」します。
使い方
DATEVALUE 関数の使い方を紹介します。
日付形式の文字列を日付に変換する
日付形式の文字列を日付に変換します。「VALUE 関数」を使用して、日付形式の文字列を数値に変換できます。
=VALUE(B4)
結果が数値になっているのは、日付の実際の値は数値なのでその値に変換します。セルの書式設定から日付形式で表示できます。
日時形式の文字列を日付に変換する
日時形式の文字列を日付に変換します。「VALUE 関数」を使用して、日時形式の文字列を数値に変換できます。
=VALUE(B4)
日本語が含まれる日時は日付に変換できません。
日時を日付に変換する
日付や時間を日付に変換します。「VALUE 関数」を使用して、日時を数値に変換できます。
=VALUE(B4)
日付の実際の値は数値なのでその値を日付に変換しようとしてエラーになります。
「YEAR, MONTH, DAY 関数」を使用して年月日を取得し、「DATE 関数」を使用して日付を取得できます。
日付を直接入力する
2000/1/1 の日付を入力します。「DATE 関数」を使用して、年月日から日付を入力できます。
=DATE(2000,1,1)
数式や関数に直接日付を入力するのに使用します。
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解説
日付の実際の値は数値なのでその値に変換します。2000/1/1 の実際の値は 36526 です。
結果を日付形式で表示するにはセルの書式設定から日付を選択します。
引数「文字列」が日付形式の文字列なら、その日付の値に変換します。2000/1/1 → 36526
引数「文字列」が日時形式の文字列なら、時刻を除いた日付の値に変換します。2000/1/1 1:00 → 36526
引数「文字列」が日時形式で日本語が含まれているときはエラー #VALUE! になります。
引数「文字列」が日付なら、その日付の値 (2000/1/1 なら 36526) を変換するのでエラー #VALUE! になります。
引数「文字列」が変換できない文字列のときはエラー #VALUE! になります。
エクセルで扱える日付の範囲は 1900/1/1 ~ 9999/12/31 です。この範囲を超える日付に変換したときはエラー #VALUE! になります。
関数の引数に日付を入力するとき、DATEVALUE 関数を使用しなくても日付形式の文字列が自動で日付に変換されます。