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エクセル JIS 関数:文字列を半角から全角に変換する
はじめに
エクセルの JIS 関数の使い方を紹介します。
JIS 関数は半角文字を全角に変換します。
アイウ なら アイウ に変換できます。
ABC なら ABC に変換できます。
全角文字はそのまま取得します。
半角に変換するには「ASC 関数」を使用します。
大文字や全角やカタカナなどに変換する方法は「文字列を変換する」をご覧ください。
JIS 関数の引数
JIS(文字列)
文字列を全角に変換します。
引数「文字列」 | 文字列を指定します。 | スピル化 |
スピル化:セルの範囲や配列を指定すると結果が「スピル」します。
使い方
JIS 関数の使い方を紹介します。
全角に変換する
セル「B3」の文字列を全角に変換します。
=JIS(B3)
文字列を全角に変換する
あいアイAb12 を全角に変換します。
=JIS("あいアイAb12")
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解説
元々全角な文字など変換できない文字はそのまま取得します。
半角の英字 (アルファベット) や数字、記号やカタカナなどを全角に変換できます。それ以外のひらがなや漢字などの全角しかない文字については変換できません。
ハ ゙ は バ に ハ ゚ は パ のように、文字と濁点が分かれているのが 1 文字になります。
置換
全角に置換するには、上記の方法で変換した [セル] をコピーして [形式を選択して貼り付け] から [値] を選択します。