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スクラッチ もし~なら、条件分岐 if 文
はじめに
Scratch (スクラッチ) 3 のもし~なら、条件分岐 if 文の紹介をします。
条件に一致するときに処理をするかしないかを制御できます。
クイズの正解や不正解で分けたり、複数の条件にも対応できます。
条件分岐とは
通常はすべての命令が上から順番に実行されます。制御ブロックの条件分岐を使うと、条件により処理をするのかしないのかを選択できるようになります。一般的なプログラミング言語では「if 文」と言います。
条件の指定
条件を指定するには、調べるブロックや演算ブロックの次の形をしたブロックを使います。
条件分岐
指定した 条件 に一致するときに処理をします。それ以外のときは何もしません。
条件に一致しているときだけ処理をしたいときに使います。
次のように画面の端まで走ったら「ゴール」と言う、プログラムを作りたいとします。
スプライトをクリックして走るようにします。
「ゴール」と言うブロックを追加します。このままでは 1 回動くだけで「ゴール」と言ってしまいます。
そこで条件分岐のブロックを追加し、その中に「ゴール」と言うブロックを移動します。
条件に [端に触れた] ブロックがぴったりなので追加します。
これでスプライトをクリックして端まで行った時だけ「ゴール」と言います。このように条件分岐を使うと、条件に一致したときだけ「ゴール」と言う処理ができます。
指定した 条件 に「一致するときの処理」と「一致しないときの処理」を分けて実行します。
条件に一致していないときにも処理をしたいときに使います。
質問の答えが合っていたら「正解」、間違っていたら「ブー」と言います。
[答え] を入力して [チェックマーク] をクリックします。
答えによって処理が分けられます。
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複数に条件分岐する
3 つや 4 つと多くの分岐をしたいときは もしならでなければ ブロックの中にさらに条件分岐を追加します。
これを繰り返して、ブロックの数だけ分岐の数を増やせます。
また演算ブロックの かつ や または ブロックを使うと条件を複数にできます。