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エクセル MAX 関数:最大値を取得する
はじめに
エクセルの MAX 関数の使い方を紹介します。
MAX 関数は最大値を取得します。
=MAX(A1:A3) のようにして、セルの範囲の最大値を取得できます。
=MAX(IF(A1:A3="エクセル",B1:B3)) のようにして、条件を指定してセルの値が「エクセル」中で最大値を取得できます。
文字列を 0、TRUE を 1、FALSE を 0 として扱うには MAXA 関数を使用します。
2 番目、3 番目に大きい数値を取得するには「LARGE 関数」を使用します。
条件に一致する最大値を取得するには「MAXIFS 関数」を使用します。
MAX 関数の引数
MAX(数値1)
MAX(数値1, 数値2 …)
すべての数値の中で最大値を取得します。
引数「数値」 | セルの範囲、数値を指定できます。 |
使い方
MAX 関数の使い方を紹介します。
最大値を取得する
セルの範囲「B3」~「B5」の最大値を取得します。
=MAX(B3:B5)
複数の範囲の最大値を取得する
セルの範囲「B3」~「B5」と「C3」~「C5」の最大値を取得します。
=MAX(B3:B5,C3:C5)
セルの範囲と数値の最大値を取得する
セルの範囲「B3」~「B5」と 100 の最大値を取得します。
=MAX(B3:B5,100)
非表示のセルを無視して取得する
非表示のセルを無視して最大値を取得するには「AGGREGATE 関数」を使用します。
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解説
引数「数値」にセルの範囲を指定したときと、値を指定したときで結果が変わります。
引数「数値」が日付なら、日付の実際の値は数値なのでその値として扱います。
引数「数値」のセルの範囲に文字列や TRUE や FALSE、空のセルが含まれるときは、そのセルを無視します。
MAXA 関数ならセルの範囲の文字列を 0、TRUE を 1、FALSE を 0 として扱います。
引数「数値」に 1 つも有効な数値が含まれていないときは 0 になります。
引数「数値」に値を指定したとき "10" のような数字は数値、文字列は #VALUE!、TRUE は 1、FALSE は 0 になります。MAXA 関数も同様です。
条件を指定
条件に一致する最大値を取得するには「MAXIFS 関数」を使用します。