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エクセル ROUNDDOWN 関数:切り捨てする
はじめに
エクセルの ROUNDDOWN 関数の使い方を紹介します。
ROUNDDOWN 関数は指定した桁数で切り捨てします。
=ROUNDDOWN(数値,1) のようにして、小数の 1 桁目を残して残りを切り捨てます。321.123 → 321.1
=ROUNDDOWN(数値,-1) のようにして、整数の 1 桁目から切り捨てます。321.123 → 320
四捨五入や切り上げする方法は「四捨五入や切り捨て、切り上げする」をご覧ください。
ROUNDDOWN 関数の引数
ROUNDDOWN(数値, 桁数)
数値を指定した桁数になるように切り捨てます。
引数「数値」 | 数値を指定します。 | スピル化 |
引数「桁数」 | 切り捨てした結果の桁数を指定します。負の値にすると整数の桁を指定できます。 | スピル化 |
スピル化:セルの範囲や配列を指定すると結果が「スピル」します。
使い方
ROUNDDOWN 関数の使い方を紹介します。
小数点以下を切り捨てる
321.123 の小数をセル「B3」の桁で切り捨てます。
=ROUNDDOWN(321.123,B3)
引数「桁数」が 0 なら整数を取得できます。
マイナスの小数点以下を切り捨てる
-321.123 の小数をセル「B3」の桁で切り捨てます。
=ROUNDDOWN(-321.123,B3)
整数を切り捨てる
321.123 の整数をセル「B3」の桁で切り捨てます。
=ROUNDDOWN(321.123,B3)
引数「桁数」をマイナスにすると整数の桁数を指定できます。
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解説
引数「数値」の整数や小数を単純に切り捨てます。
引数「数値」が文字列のときはエラー #VALUE! になります。
引数「桁数」が 1 なら、小数の 1 桁目を残して残りを切り捨てます。321.123 → 321.1
引数「桁数」が -1 なら、整数の 1 桁目から切り捨てます。321.123 → 320